(リ)コンディショニングメモ

主にトレーニング、理学療法、リハビリテーションに関することについて。理学療法士が管理しています。

トレーニング 考え方

ボディビルダーはライブで観るべし

2018/08/23

ライブで観る醍醐味

テレビのスポーツ中継は会場に足を運ばなくても観戦出来るというメリットがあります。例えば、部活でやっていた競技であれば、中継を観ていてもパフォーマンスレベルをある程度は感じやすいかも知れません。しかし、自身があまり体験したことのない競技においては、実際にライブで観ないと、よくわからないかも知れません。

野球であれば内野手の捕球から送球までの早さ、送球の速さ、足の速い打者との間一髪のタイミング、そういったテレビでは何気なく観ていることでも、実際に目の前で観ればその凄さに驚くことはよくあると思います。

タイトルにあるボディビルダーも一例に過ぎませんが、テレビで観るボディビルダーは、「マッチョなお兄さん」といった一つのキャラクターとして登場する場面を目にすることがあります。

個人的な話で言えば、ボディビルディングの大会を観戦した時に、理屈抜きで格好良いと思いましたし、やはりアスリートだと思いました。あのような空気感は、テレビではなかなか伝わらないように思います。

もちろんこういったことは、個々によって感じ方が違うのは当然ですが、感じる機会がないまま分かったように批判するといったことは、ちょっと違和感があります。

ボディビルダーの筋肉は使えない?

「ボディビルダーの筋肉は実際には使えない」だとか、あまりよくわからない批判をする人がいたりします。トレーニングジムでトレーニングをしている姿を観たり、コンテストを観たことがあるかないかでは、印象は大きく違うかも知れません。

かなりの高重量を綺麗なフォームでストイックに挙げている光景は異次元です。高重量を挙上出来る時点で、「使えている」とも言えます。そもそもボディビルダーはコンテストを目標にしているので、使える使えないという話は関係ないと言えば関係ないのかも知れません。

蛇足ですが、ボディビルダーの筋肉が使えないことがあります。それはあまりにも発達していて、パッと見では何の筋かよくわからないことがあります。「筋が発達していると個々の筋が分かりやすい」という程度を超えているわけです。

実際に観ると感じ方が違う

ボディビルディングの大会を観戦して感じたことは、あの広い舞台で離れた場所から観ても映える身体っていうのは、相当なレベルです。またポージングなどの動きはそれぞれ特徴があって、芸術的な要素もあります。ボディビルダーもアスリートだということは、実際に観戦すると実感することが出来ました。

テレビや雑誌で観るのと、実際はやはり違うわけです。その昔、友人が興奮して「○○(芸能人)ってそんなに可愛いと思ってないやろ?俺もそう思ってたけど、実際に観たら可愛すぎるで!」と何回も同じことを言っていたことを思い出しました。

プロ、一流と呼ばれる領域の人は、その領域において異次元のレベルにあると言えます。圧倒的な実力は才能はさることながら、やはり相当な取り組みがあるはずです。

やれば出来る?

レジスタンストレーニングを継続して行ったことがある人は、リフターやビルダーの異質さが分かるかも知れませんが、それほど取り組んだことがないような人は、「頑張れば俺にも出来る」と思うかも知れません。

「どうせプロテインとかやってるんでしょ?」と笑い話みたいな批判?もあります。プロテインは違法の薬物みたいなニュアンスなのか、摂取すれば筋肉がつくと思っているのかわかりませんが。個人的には入院患者さんでも、プロテインのサプリメントを活用した方が良いケースもあると思います(もちろん疾患などによります)。

レジスタンストレーニングに関わらず、臨床の技術にしてもそうで、形を真似ても全く質が違うということは、技術を磨き続け臨床に活かしている人でないと、わからないかも知れません。「知っていることと、理解することは違う」し、「知っていることと、出来ることは違う」わけです。

何かしら知識を得て経験を積んでいけば、それらしく考えることは出来るようになるかも知れませんが、わかったつもり、出来るつもりになっていないかという自問自答は必要だと思います。

最後に

興味の対象はそれぞれ人によって違うのは当然で、いくらある領域で一流であったとしても、それがわからないということは当然誰でもあると思います。

しかしながら、興味がない、わからないことを否定する必要はないわけで、実際に迫る機会があれば印象は大きく変わることは、よくあることだと思います。色々な特徴や才能を持った人達がたくさんいることに気づけば、楽しいかも知れません。

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