(リ)コンディショニングメモ

主にトレーニング、理学療法、リハビリテーションに関することについて。理学療法士が書いています。

勉強関連 考え方

#8 何の資格が良いですか?

2018/04/24

必須の資格か任意の資格か?

「どんな資格が良いですか?」といった質問をする人も多いようで、個人的にも何回か聞かれたことがあります。資格と言っても、その資格がなければ出来ない仕事なのか、なくても出来る仕事なのかで話は全然違ってきます。

私個人の話で言えば、現在は理学療法士として働いていますが、「理学療法士」を募集していた病院で、「理学療法士」として働いているわけですから、この場合は理学療法士の資格は必須だったわけです。

今の仕事の前はフィットネス関連の仕事をしていましたが、そこでは必須の資格はありませんでした。パーソナルトレーナー活動に関しては、「何かしらの運動指導の資格」という、ふんわりとした規定を設けていました。これは会社によって違うと思います。

資格を取得するメリット?

資格はゴールではない?

「資格はゴールではない」「資格取得は目的ではない」と言われるのはその通りだと思います。自身がしたい仕事において必須なら必須条件を満たすスタートラインになりますし、自身の仕事において学んでおくべき分野であれば、資格取得の道のりで学ぶことになると思います。

モチベーションと強制力

「資格を取得する」ことを決めることで、勉強するモチベーションを保つ、強制力を働かせるということはあると思いますし、資格を取ること自体がどうだという話は出来ないと思います。

名刺代わり?

ある資格を取得していることで、第三者に対して、ある程度の説明を省くことが出来るかも知れません。例えば栄養士だと、「栄養に詳しい人」といったように。ちなみに理学療法士はよくわかりませんね。

肩書きのひとつ

また、同じことを言っていても、それが正しいことであっても、肩書きがあるかないかで、受け手の印象が変わることはよくあると思います。肩書きは関係ないと思っても、それを気にする人がいる以上は、何かしらあるに越したことはないというケースもあると思います。

このように考えてみると、資格云々の話というのはその人の目的によるので、「何の資格が良いですか?」という質問に答えるのは、長々とした話になりがちです。

資格を取得するデメリット?

個人的にはメリットとかデメリットというのは、具体的なケースを想定しないと、適切に使いづらい言葉だと感じていますが、いくつか考えてみます。

お金の話

例えばお金です。とは言っても価値を感じて支払うわけですから、デメリットというのは明らかにおかしいですが、協会や学会の年会費、資格を継続するための単位取得など、複数の資格を持っているほど、出費はかさんでいきます。

レッテル貼り?

また別の観点で考えてみると、ある資格を持っていることで、第三者からはカテゴリー分けをされることがあると思います。それは時にメリットとなり、時にデメリットとなると言えるかも知れませんが。

例えば、私は理学療法士ですが、理学療法士に対して良い印象を持っている人もいれば、そうでない人もいます。ですから、理学療法士の資格を持っていることが、もしかしたらスタートラインとしてはネガティブな要因となるかも知れません。

他では、複数の資格を持っている場合でも、それをポジティブに捉える人もいれば、色々手を出して中途半端だとネガティブに捉える人もいるかも知れません。本来問われるのは専門職としての能力であって、資格の数はどうでも良い話だと個人的には思いますが、世の中には色々な人がいます。

知識を得るなら方法は多様

知識を得るのであれば、資格を取得せずとも得る方法はあります。セミナーに参加するだとか、本や論文を読むのもそうです。図書館に読みたい本があれば買わなくても良いかも知れませんし、論文の場合はオープンアクセスならお金はかかりません。

今はブログでもreferenceを明記して、専門的な情報を公開しているケースも増えてきたように感じます。

また、大学に入学せずとも、聴講生や科目等履修生といった制度を利用して講義を受けることも出来るかも知れませんし(色々条件があります)、放送大学だと講義を1科目から選択して受講することが出来ます(関係者ではないです)。学びたい分野があれば、よくわからないセミナーに参加するよりも経済的で、勉強になるかも知れません。

学びたい分野の学会に入会すれば、学会誌が定期的に送られてくるでしょうし、色々な方法があると思います。

まとめ

色々書きましたが、私自身、スポーツ・体育系の大学出身ではないので、前職の時代は色々な資格を取得したり、科目等履修生の制度を活用するといった経験からくるバイアスが、今回の内容に影響しているであろうことはご了承下さい。

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